2014年10月24日
小金山進一郎「生活スタイルの違い」
自分の生活のスタイルは、実家の母親がやっていたやり方そっくりです。
実家の母親がマメに掃除をしたり、片づけたりするのが好きだったのなら、自分も同じようにきれい好きなはずです。
洗濯物の干し方、たたみ方も母親がやっていたとおりにしているはずです。
一方、姑も姑なりに長い主婦生活の持ち主ですし、先輩主婦としてのプライドもありますから、
「こうでなくては」という自分流の生活スタイルを変えたくないのもわかります。
しかし、これでは、ぶつからないほうがおかしいというものです。
「うちへ引き取ったのだから、私のいうとおりに動いてもらわないとこまるわ」
「なんでいちいちうるさく言うのかしらね。あの人」
と、おたがいに相手を非難することになります。
母親と妻の真ん中に立たされて、どちらに味方してもひともめしそうな雰囲気なので、間にはいって夫も悩んでしまいます。
解決方法は、自分が折れることです。
姑のやり方に妥協することです。
「姑には姑の生活スタイルがあるんだもの。仕方ないわ」
とあきらめて、姑のすることをいちいち気にしないようにしていくと、腹も立たなくなります。
部屋が片づいていなくても、ま、いいか。
洗濯物のたたみ方が違っても、ま、いいか。
コップの洗い方がいい加減でも、ま、いいか。
と、姑のすることに妥協するようにしていけば、だんだん自分の心も平穏になっていくはずです。
小金山進一郎(家庭評論家)
実家の母親がマメに掃除をしたり、片づけたりするのが好きだったのなら、自分も同じようにきれい好きなはずです。
洗濯物の干し方、たたみ方も母親がやっていたとおりにしているはずです。
一方、姑も姑なりに長い主婦生活の持ち主ですし、先輩主婦としてのプライドもありますから、
「こうでなくては」という自分流の生活スタイルを変えたくないのもわかります。
しかし、これでは、ぶつからないほうがおかしいというものです。
「うちへ引き取ったのだから、私のいうとおりに動いてもらわないとこまるわ」
「なんでいちいちうるさく言うのかしらね。あの人」
と、おたがいに相手を非難することになります。
母親と妻の真ん中に立たされて、どちらに味方してもひともめしそうな雰囲気なので、間にはいって夫も悩んでしまいます。
解決方法は、自分が折れることです。
姑のやり方に妥協することです。
「姑には姑の生活スタイルがあるんだもの。仕方ないわ」
とあきらめて、姑のすることをいちいち気にしないようにしていくと、腹も立たなくなります。
部屋が片づいていなくても、ま、いいか。
洗濯物のたたみ方が違っても、ま、いいか。
コップの洗い方がいい加減でも、ま、いいか。
と、姑のすることに妥協するようにしていけば、だんだん自分の心も平穏になっていくはずです。
小金山進一郎(家庭評論家)
タグ :小金山進一郎