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小金山進一郎~家族の妥協点~
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小金山進一郎(家庭評論家)が、結婚後の家族の在り方を考えます。
ja
Fri, 24 Oct 2014 16:56:49 +0900
Fri, 24 Oct 2014 16:54:56 +0900
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小金山進一郎
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家庭評論家の小金山進一郎です。
ひとり暮らしになった姑を引き取って中途同居する、というのはよくあるケースです。
この場合、姑も自分もすでに、おたがいに自分流の家庭生活を築いてきていますから、なかなかうまくいかない場合が多いようです。
たとえば、おたがいがいつまでも「自分のやり方」相手のすることに腹を立てていれば、なりません。
中途同居の場合は、してもらおうと思わないで、「ここまでしてくれたらいいや」という妥協点を見つけていくことが大事です。
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小金山進一郎「生活スタイルの違い」
自分の生活のスタイルは、実家の母親がやっていたやり方そっくりです。
実家の母親がマメに掃除をしたり、片づけたりするのが好きだったのなら、自分も同じようにきれい好きなはずです。
洗濯物の干し方、たたみ方も母親がやっていたとおりにしているはずです。
一方、姑も姑なりに長い主婦生活の持ち主ですし、先輩主婦としてのプライドもありますから、
「こうでなくては」という自分流の生活スタイルを変えたくないのもわかります。
しかし、これでは、ぶつからないほうがおかしいというものです。
「うちへ引き取ったのだから、私のいうとおりに動いてもらわないとこまるわ」
「なんでいちいちうるさく言うのかしらね。あの人」
と、おたがいに相手を非難することになります。
母親と妻の真ん中に立たされて、どちらに味方してもひともめしそうな雰囲気なので、間にはいって夫も悩んでしまいます。
解決方法は、自分が折れることです。
姑のやり方に妥協することです。
「姑には姑の生活スタイルがあるんだもの。仕方ないわ」
とあきらめて、姑のすることをいちいち気にしないようにしていくと、腹も立たなくなります。
部屋が片づいていなくても、ま、いいか。
洗濯物のたたみ方が違っても、ま、いいか。
コップの洗い方がいい加減でも、ま、いいか。
と、姑のすることに妥協するようにしていけば、だんだん自分の心も平穏になっていくはずです。
小金山進一郎(家庭評論家)
https://fatherinlaw.tamaliver.jp/e396722.html
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小金山進一郎
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